【自分で修理vs.工房に依頼】ネックレスのチェーン切れの修理方法を比較

様々な形や種類があるネックレス。顔まわりをパッと華やかに演出してくれるアイテムとして、また老若男女問わず気軽に身に着けられるアクセサリーとして、非常に高い人気を誇ります。
日常生活でのファッションのアクセントとしてはもちろん、パーティーや冠婚葬祭などの特別な場面まで幅広いシーンで着用でき、ひとつふたつ持っているという方が多いのではないでしょうか。
しかし、ネックレスは使っていくにつれ、切れてしまうことも少なくありません。
お気に入りでよく使っていたネックレスのチェーンが切れてしまい、引き出しの底に眠っている…なんてこと、身に覚えがある方もいらっしゃるのでは?
せっかくの素敵なネックレスがタンスの肥やしとなってしまうのはもったいない!
ということで今回は、ネックレスのチェーンが切れたときの対処法をご説明します。
目次
ネックレスのチェーンの切れる原因
一口にネックレスのチェーンが切れるといっても、どの部分がどのように切れてしまったのかによって対応が大きく変わります。
一見シンプルなネックレスでも、よく見るとたくさんのパーツで構成されており、修復できるパーツかどうか、交換が可能かを判断しなければなりません。
そこでまず、ネックレスの切れる原因としてどのような事象が起こるのかを挙げていきま
す。
原因1.丸カンから外れる
ネックレスのチェーンが切れる原因として、丸カンから外れてしまうというケースがあります。
丸カンとは、パーツ同士をつなぐ丸い形をした金具。ジュエリーやアクセサリー、キーホルダーなどにもよく使用されています。
ネックレスでいうと、チェーン部分と留め具をつないでいる金具です。丸カンはパーツ同士をつなぐために切れ目が入っており、つないだ後はぴったりと切れ目を閉じます。
しかし、ネックレスを引っ張る、どこかにひっかけるなど、使用中に無理な力が掛かると、丸カンの切れ目の隙間が少しずつ広がり、丸カンからはずれるという現象が起こってしまうのです。
原因2.チェーンや金具(引き輪)が壊れる
次に挙げられるのが、チェーンや金具、特に引き輪が壊れてしまうケース。
引き輪とは、ネックレスを留める部分に使われる輪状の金具。多くの引き輪にはツマミがついており、その
ツマミ部分をスライドさせることでできる隙間を利用し、ネックレスを留めています。
この引き輪やチェーン、硬い金属で出来ているとはいえ、使用するうちに摩耗してしまうのも事実。
経年による劣化や金属疲労、パーツ同士がこすれることにより、壊れてしまうパターンも多いです。
また、ネックレスのチェーンといえばアズキや喜平、ボールなど様々な種類がありますが、細く繊細なチェーンを使用したネックレスほど切れやすい傾向にあります。
ネックレスのチェーン切れの対処法
上記の原因を踏まえた上で、ネックレスが切れた場合どのような対処法があるかを具体的に見ていきます。
一般的には、自分で修理するかもしくはジュエリー工房に依頼するかの2択となるでしょう。
そこで、それぞれの修理方法での流れ、所要時間、費用などを、考えられるメリットデメリットとともに挙げていきます。
対処法1.自分で修理
一つ目の対処法は、自分で修理することです。
壊れたパーツや必要な工具を入手し、自力で分解・組み立てを行うということになります。
切れた箇所の破損状態が明確に判断でき、かつ軽微な場合、さらに該当箇所が市販されているパーツであれば、自力で直すことも選択肢に入れられるでしょう。
また、壊れたネックレスが廉価なもので、自分で修理を行ってもリスクが低いようであれば試してみていいかもしれません。
しかし、パーツや素材の自己判断が難しい場合は、自力での修理は避けた方が無難です。
修理方法
自力で修理する方法としてスタンダードなのが、手芸用品店やインターネットなどでパーツを購入し、ペンチやヤットコなどの工具を使って直すというものです。
壊れた箇所や程度にもよりますが、所要時間は30分~1時間ほど見ておきましょう。
自分で直す際のメリットは、費用が抑えられるという点です。
工具を持っている方であれば、該当のパーツを購入するだけで済むため、大きなコストがかからず非常に経済的です。
デメリットは、時間と労力がかかるという点。
自分で直す場合は、壊れた部分がどこなのかを正確に見極め、お店で同じパーツを探し出して購入する必要があります。
また、場合によっては修理のための工具も手に入れなければなりません。
パーツや工具の調達だけでなく、修理の段階でも時間と労力がかかります。
アクセサリー作りや手芸を趣味としている方は自力で修理するのにさほど苦労しないかもしれませんが、慣れていない方にとってはコツを掴むのに案外時間がかかるもの。
壊れた箇所を外し、新しいパーツを組み込み、元に戻すという繊細な作業が求められます。
思っていた以上に苦戦し、結果修理ができず、修復不可能な状態になってしまうといった危険性も忘れてはいけません。
修理にかかる費用
先述の通り、自分で修理する際はジュエリー工房に依頼するよりも費用が抑えられます。
素材や大きさによっても変動がありますが、丸カンや引き輪、工具の安いものであれば100円ショップにも売っています。
ただし、ネックレスの素材がゴールドやプラチナなどの貴金属で、取り換えパーツの素材・品質にもこだわりたいという場合は、1000円~3000円ほど見積もっておきましょう。
しかし、自己修理がうまくいかず、かえって破損箇所が増えてしまうという事態も危惧されます。
そこから工房に依頼すると、余計に費用がかさんでしまうという可能性も大いにあるでしょう。
対処法2.ジュエリー修理・リフォーム工房に依頼
二つ目の対処法は、ジュエリー修理・リフォーム工房に依頼して修理してもらうことです。
修理を受け付けている工房をインターネットなどで調べ、電話やメールで問い合わせてから出向くというパターンが多いです。
工房によっては、自宅から工房へ品物を発送してもらい修理を受け付けるところもあります。
ただし、依頼する際は、熟練のジュエリー職人でも品物の破損状態によっては修理が出来ない場合があることを念頭に置いておきましょう。
修理方法
工房へ依頼する場合は、問い合わせ後に品物を持ち込むだけでOK。
受け付け時に破損箇所の状態を確認し、どのような修理になるか説明を受けてから料金を見積もり、よければ品物を預けて修理するという流れです。
所要時間については、即日修理が可能な工房もあるかと思いますが、多くの工房が数週間お預かりしてからのお渡しとなるでしょう。
また、修理依頼の混み具合や破損の程度によっては、1か月以上かかることもあります。
しかし、自分で修理するときとは違い、パーツの調達や修理工程を工房に任せることで時間の節約になる
とも言えます。
メリットは、何と言ってもプロが仕上げる正確さと美しさです。
職人が修理することで、切れた箇所がどこだったかも分からないほどの高クオリティで仕上げることができます。
また、工房は修理する品物の素材と同じ素材のパーツを選定してくれるという利点もあります。
さらにはレーザー溶接やロー付けなど、自宅では出来ない加工が可能なのも工房ならではです。
思い入れのあるものや高価なものの場合は、工房に頼んだ方が確実と言えるでしょう。
デメリットは、やはり費用が高くなる点です。
また、上記にもある通り、工房の混み具合や状況によっては時間がかかることもあります。
修理完了がいつになるか、いつまでに欲しいかの兼ね合いも考慮する必要があります。
修理にかかる費用
工房への依頼にかかる費用は、工房や修理内容によって変動があるものの、2000円~5000円が相場となっています。
やはり材料費だけでなく、職人の修理加工代が発生してしまうため、自力で直すよりも費用がかさんでしまう傾向にあるようです。
しかし、正確さや質の高さという面では、専門家であるジュエリー職人に任せることで費用対効果を存分に得られるとも言えます。
ジュエリー工房の事例
依頼されるお客様で多い事例が、ネックレスのチェーン部分が切れるというパターンです。髪の毛に引っかける、お子様が引っ張るなどで切れたり、中には美容院でバリカンに巻き込まれて切れてしまったというお客様もいます。
チェーン部分が切れた場合、パーツが売っていないことが多く自力で直すことが困難であるため、工房へ修理に出す方が大多数を占めます。チェーン切れの場合、当店のジュエリー職人がレーザー溶接を行い、2~3週間ほどでお客様へのお渡しが可能です。
「自分で修理」と「ジュエリー工房に依頼」、どちらがおすすめ?
まとめとして、自分で修理する場合とジュエリー修理・リフォーム工房に依頼する場合のメリットデメリットをおさらいしましょう。
自分で修理
メリット
費用が抑えられる
デメリット
時間と労力がかかる
ジュエリー工房に依頼
メリット
デメリット
状況や予算などを踏まえて選ぼう
自分で修理する場合とジュエリー工房に依頼する場合、それぞれに一長一短があり、優先したい要素によってどちらを選ぶべきかが変わってきます。
修理にかかる金額やネックレスの状態、所要時間などを考慮した上で判断しましょう。
しかしながら、自分での修理は簡単ではなく、リスクや不安が伴う可能性が高いです。
修理の確実さと仕上がりの美しさ、手間のかからなさを考えると、工房に依頼する方が安全でしょう。
まとめ
ジュエリースミスは30年続く老舗メーカー直営の工房。職人が常駐しているため、修理をご希望のお品物について直接ご相談いただけます。
また、職人からお客様に合った適切な修理方法をご提案させていただきます。
ご来店が難しい場合は、品物を当店へ発送していただき、修理可能か判断した後のご対応も可能です。
デザイン・サイズ・ブランドによって可否や料金が異なりますので、まずは事前にお問い合わせ頂くことをオススメします。
ネックレス切れだけでなく、指輪・イヤリング・ピアスなどの修理も当店にお任せください。
ご相談やお見積もりのみも無料で承っておりますので、まずはぜひお気軽にジュエリースミスへお問い合わせくださいませ。ご連絡お待ちしております。